「いざという時、どんな老人ホームを選べばいいのか分からない」。そんな悩みを抱えるご家族や高齢者の方は少なくありません。中でも「住宅型有料老人ホーム」は、自立した生活を続けたい方に選ばれる施設として注目されています。ここでは、住宅型老人ホームの定義から、費用感、介護付きとの違い、選び方を解説します。
住宅型老人ホームとは?基本を理解する
・自立〜要介護者向けの施設数:約4,400カ所(全国・2024年時点)
・全有料老人ホームのうち、住宅型は約40%を占める
住宅型有料老人ホームは、介護度の軽い方や自立生活を望む方が対象の施設です。掃除・洗濯・食事などの日常生活をサポートする一方、介護が必要な場合は訪問介護など外部サービスを組み合わせて対応。介護付きと異なり、介護サービスが内包されていないため、自由度が高く、自分らしい暮らしを続けたい方に選ばれています。
他の老人ホームとの違いは?「介護付き」との比較
| 種類 | 介護サービス | 月額費用目安 |
|---|---|---|
| 住宅型有料老人ホーム | 外部サービス利用 | 13万〜30万円 |
| 介護付き有料老人ホーム | 施設内で一体提供 | 18万〜35万円 |
住宅型老人ホームは、必要な介護サービスを外部事業者と個別契約する形式。自由にサービスを選べる一方で、介護度が高くなると不安を感じる方もいます。一方、介護付きは施設内に介護士が常駐し、日々のケアが受けられる安心感があります。
住宅型老人ホームの費用相場はどのくらい?

・入居一時金:0〜数千万円(施設により大幅に異なる)
・月額費用:13万円〜30万円程度(家賃+管理費+食費)
住宅型老人ホームは、立地や建物のグレードによって費用が大きく変動します。最近では「入居一時金ゼロ」を掲げる施設も増え、初期費用を抑えたい方に好まれています。月額費用の内訳に何が含まれるのかをしっかり確認することが重要です。
入居条件と対象者の傾向
・入居対象年齢:60歳以上が中心
・要介護度:自立~要介護5まで(施設により異なる)
・認知症対応:対応可能な施設は全体の約40%
住宅型老人ホームの特徴は、幅広い状態の高齢者を受け入れている点です。今は元気でも、数年後にサポートが必要になった際にどう対応してもらえるのか、事前に確認しておくべきです。
レクリエーションや人とのつながり

・月4回以上のレクリエーション開催施設:約70%
・居室にキッチン・浴室付き:全体の約60%
住宅型老人ホームでは、入居者が孤立しないよう、体操やカラオケ、季節行事などのレクリエーションが用意されています。自室で自由に過ごしつつ、気の合う仲間との交流を楽しめる点も人気の理由です。
住宅型老人ホームの選び方
・施設見学経験者の満足度:非見学者より1.6倍高い
・契約トラブル経験率:約7.2%(主に費用・介護体制に関する誤解)
住宅型老人ホーム選びで後悔しないためには、最低でも3施設は比較・見学することが望ましいです。要介護度が上がった時に住み替えが必要なのか、そのまま住めるのかは重要なポイントです。
まとめ
住宅型有料老人ホームは、自由度の高い生活を望む高齢者にとって非常に魅力的な選択肢です。介護サービスを必要に応じて選べる仕組みは、今後の状態変化にも柔軟に対応可能。一方で、将来的な介護ニーズを見越した情報収集や施設選びは欠かせません。安心できる老後の住まい選びを進める一助となれば幸いです。



コメント